ウエブサイトの制作を依頼する際に気をつけたいポイントを記事にした。
第一弾は「何のために、ウエブサイトを作るのか?」と言うことだ。
これは毎回、全てのクラアントに聞いている。
「えっ?」って反応を示すクライアントさんが多いいが、話をしていくうちに、それぞれウエブサイトを作りたい、公開したい理由がある。
「今時、ホームページがないお店なんてないですよね」とか「今のサイト全然反響がなくて」など理由は様々だがなぜ、ウエブサイトを作りたいかを制作会社に話すことが重要だ。
今まで言われた、「何のためにウエブサイトを作るか?」の返事を幾つか・・・
・銀行に融資の依頼に行った時ホームページのアドレスが記載されてませんよ・・・「えっ!ないんですか!」と言われたので。
・新規のお客さんと名刺交換した際に・・・「御社のサイト見ておきますよ・・・あ~っホームページないんですか。」
・同業社仲間でウエブサイトないのうちだけで。
もちろんどんな理由でも良いわけですが、何故作るのか?何を求めているのか?
これにより、企画やデザインが大きく変わってくる。
先日、リニューアルを依頼されたクライアントは、それまで会社情報を中心とした作りになっていたが、人手不足で求人をメインとしたサイトにリニューアルをしたいと言うことだった。
会社情報をメインとしたサイトと求人をメインとしたサイトでは、全く違ってくる。
会社情報や商品やサービスの案内に求人案内をたせば良いと言うものではない。
求人に関して様々な情報を集め、今のトレンドを調べそれを基にして企画しデザインをするのがプロのウエブサイトデザインだ。
それに今の時代ウエブサイト以外にSNSの運営は必須といっても良い。
SNSでもFacebookやTwitter、Instagramなどがあり、それぞれに特徴がある、例えばInstagramは18歳~34歳の女性に最も支持さえているなど、ウエブサイトを公開している企業やお店などがどのような人を企業をターゲットにしているか?などを考慮して運営するプラットフォームを選ぶ必要があり、運営方法も社員に負担がかからないかなども考えておく必要がある。
ウエブサイトを作るときには、このように後々のことも考えて作るのがプロである。
その為には「何故?ウエブサイトを作るのか」をはっきりさせておく必要がある。
そして、更に注意しておきたいのは、時々ある制作途中で「やっぱり・・・」となり、当初の何故?が変わってしまう場合だ。
そう、そうなったらイチから作り直しだ。
1984年に広告業界に転身、企画・営業職で入社するデザインに興味を持ちデザイン業務にたづさわる。
1991年に独立して「未来工房」を設立。「デザインは芸術ではない」と一人目の師匠の教えと、二人目の師匠の「Always the Best Propose」の教えを活かし、長年の経験と最新のトレンドやノウハウを取り入れ見た目だけではないデザインをし続け、クライアントに提供「常にベストな提案を」