時々お客様より「看板ってどうやって作ってるの?」と聞かれることがあるので、今日は先日当社がデザインをした看板が出来るまでを写真に収めたので、是非見てください。
①材料を切る。
看板に使用する、材料を切り出します。
写真は、メタルソーで鋼材を切る所の写真です。メタルソーを使用する事により、正確な寸法で切る事が可能となります。
②溶接
①で切った鋼材を半自動溶接機を使い溶接します。
意外と簡単そうに見えますが、熱により鋼材が伸縮しますので、それを計算に入れて溶接する必要があります。経験が物を言います!
③ベンダーによる加工
アルミやステンレス等の板を曲げる為の機械です。
今回製作する平看板と言われる看板では、アルミコーナーと言われている、既製品を使うのですが、側面から見たときの、見栄えを考えアルミ板を加工しました。
このベンダー加工も、材質や板の厚み等により伸び率が違うので、かなりの経験が必要となります。
④フランジの取付
③で加工したアルミ板を取り付けている所です。
これで、側面から見ても、鉄骨の骨組みが見えなくなり、見栄えが違います。
⑤シートを貼る
今回は、カラー出力と呼ばれるシートにカラーー印刷をした物を板面に貼っています。
この工程もかなり経験が必要となります。面積が大きいので、空気が入ってしまったりする事が多いのです。
これで、完成となります。この後は取付です。完成~取り付けの工程は後日アップします!
今回製作を依頼した会社「タイホー」さんは上記の工程を全て自社にて製作することが可能な数少ない会社です。
当社がデザインした難しい加工もイメージどおりに仕上げてくれます。
1984年に広告業界に転身、企画・営業職で入社するデザインに興味を持ちデザイン業務にたづさわる。
1991年に独立して「未来工房」を設立。「デザインは芸術ではない」と一人目の師匠の教えと、二人目の師匠の「Always the Best Propose」の教えを活かし、長年の経験と最新のトレンドやノウハウを取り入れ見た目だけではないデザインをし続け、クライアントに提供「常にベストな提案を」