お客さまと話していると「人材不足なんだよね・・・」と言われる事が多々ある。
詳しく聞くと「人数はそれなりに居るんだけどね、教えてもさ・・・いちいち教えなきゃいけなくて、そこまで手が回らなくて・・・」
要は人は居るけど、使えないってことのようで。
先日、某大手企業で人材育成の部門に居た方と話す機会があった。この方、今は大手企業を定年退職されているが、人材育成は30年近くやってきたそうだ。
その方が言われるのには「先ずは、人としての心構え、社会人としての覚悟、これを徹底して教育すること、それから技術的な事を教えないと、特に新卒などでは、中途でもそうだけど」と話されていた。
心構えや覚悟を教育しても、ダメなのもいるけどそう言う人は言った事を確実にこなす、こなして貰うことだけでOKと考えなきゃ無理だよと。
以前勤めていた会社の社長に、部下に対する悩みで相談した時も同じような事を言われた気がする。
全ての人が・・・部下が有能なことは無い、自分の考えを変えなきゃダメだと。
そして、この人材教育のスペシャリストの方が最後に言っていたのは・・・
「人は教えるんじゃない、育てるもんだ」
深い言葉。
人材不足、最近耳にする事が増えたような。
1984年に広告業界に転身、企画・営業職で入社するデザインに興味を持ちデザイン業務にたづさわる。
1991年に独立して「未来工房」を設立。「デザインは芸術ではない」と一人目の師匠の教えと、二人目の師匠の「Always the Best Propose」の教えを活かし、長年の経験と最新のトレンドやノウハウを取り入れ見た目だけではないデザインをし続け、クライアントに提供「常にベストな提案を」