先日、80名ほどの社員が在籍する会社を経営する知人と会った。
神奈川に本社があり関西にも拠点がある、ハードは自社製品でエンドユーザーに直接販売、メンテナンスもする会社だ。
話をしている中で知人が「もう少し仕事がスピードアップ出来れば、売り上げも上げらると思うんだよね、それに企業規模からして、事務系の社員(パートも含め)多すぎだと言われるんだよね」と言っていた。
よく話を聞くと関西の支店で営業部隊が見積もりの話があったら・・・
「本社に在庫状況を確認(多くの場合営業が帰社した時は本社の在庫管理部門は帰った後)」~「在庫を確認後見積もり(見積もりソフトが入っているPCは関西支店は1台で順番待ち)」~「見積書をクライアントに提出(ここまで最短で3~4日)」
と言うことだ、長い時は見積まで2週間以上で、ちょっと時間がかかりすぎで困ってると。
「それならクラウドの在庫管理や販売管理を使ったら?」と提案した。
それなら、ノートPCやタブレットを営業が持っていれば営業先でインターネット回線さえあれば在庫の確認から見積もりまで出せるし、事務部門とかの人数も減らせ、開発や営業に回せるのではと提案した。
「それいいね!いくらくらいかかるの?」
汎用のサービスなら月額数万円、オリジナルのシステムを組めば初期費用(専用のプログラムで)200~300万、で月額数万円・・・程度かな。
もちろん最初に在庫の入力など時間と労力は掛かるが、長い目で見れば在庫管理と販売管理は今までより相当時間と労力は短縮される。
そして何より、今言われているリモートワークができる、見積もりの為に出社する必要はない!
うちでオリジナルのプログラムで作るのは出来るから、もしやる時は相談して・・・と言って、汎用のサービスを幾つか紹介した。
この見積もりを作るのに順番待ちや、見積書や納品書などの二度手間は多くの企業でやっている。
実際導入した会社では、人件費(残業代)が減り売り上げは伸びた会社がる。
そして何より、社員一人ひとりが余裕を持ち生き生きと仕事をするようになったと聞いている。
是非、社内の在庫管理や販売管理を見直してみるのも良い機会だと思う。
1984年に広告業界に転身、企画・営業職で入社するデザインに興味を持ちデザイン業務にたづさわる。
1991年に独立して「未来工房」を設立。「デザインは芸術ではない」と一人目の師匠の教えと、二人目の師匠の「Always the Best Propose」の教えを活かし、長年の経験と最新のトレンドやノウハウを取り入れ見た目だけではないデザインをし続け、クライアントに提供「常にベストな提案を」