先月のブログでは、ホームページ(HP)を作る前に、社内で「目的」「ターゲット」「目標・ゴール」の3つを明確にしておくことが大切、というお話をしました。
「じゃあ、いざ制作会社にお願いしよう!」となったとき、皆さんはどんな基準で業者を選びますか? 「制作実績のデザインがおしゃれだから」「最新の珍しい動き(アニメーション)を取り入れているから」といった“見た目の派手さ”で選ぼうとしていませんか?
実は、ここに大きな落とし穴があります。 今回は本当に成果の出る「良いホームページ制作会社の選び方」のポイントをお話しします。
×「かっこいい・可愛い」だけでは人は動かない
もちろん、デザインが綺麗なことに越したことはありません。 しかし、どんなに見栄えがよくて、最新の珍しい機能やオシャレな動きが組み込まれていても、先月お話しした「目的」や「ターゲット」に刺さっていなければ、そのホームページは自己満足で終わってしまいます。
高級感あふれるスタイリッシュなサイトを作ったけれど、本当に呼び込みたかった「アットホームさを求めるお客様」が引いてしまって問い合わせが来ない……なんていうのは、よくある失敗例です。
本当に優秀な制作会社は、ただ言われた通りの「見た目」を作る会社ではありません。
○ 「企画・調査」に一番時間をかける会社を選ぼう
では、本当に頼りになる制作会社はどこが違うのか? それは、制作プロセスの最初の段階、つまり「調査と企画の練り上げ」に圧倒的な時間とエネルギーを割くことです。
いきなりデザインの画面を作り始めるのではなく、
- 「クライアントの競合他社はどんな発信をしているか?」
- 「ターゲット層は、ネットでどんな言葉を使って検索しているか?」
- 「その人たちに自社の強みを伝えるには、どんな順番で情報を並べるべきか?」
これらを徹底的に調べ、戦略(企画)を組み立てることからスタートします。家づくりでいえば、頑丈な「基礎工事」や「設計図」を作ることに、一番時間をかけるようなものです。
これが将来の「SEO対策」や「ブランディング」の命運を分ける
「最初の企画」に時間をかけることは、ホームページが完成した後の成果に直結します。
例えば、Googleなどの検索で上位を狙う「SEO対策」。 これは後からテクニックだけで無理やり上げるものではありません。「ターゲットが本当に求めている情報は何か?」を最初の企画段階で100%組み込んでいるからこそ、検索エンジンからも、訪れたユーザーからも高く評価されるようになります。
また、会社の信頼度を上げる「ブランディング」の面でも同じです。 自社の強みや想いが一本の太い軸としてデザインや文章に落とし込まれているサイトは、見た目がただ綺麗なだけのサイトとは、放つ「説得力」がまるで違います。
逆に、お客様から言われた素材をただオシャレに並べるだけの会社(=企画を丸投げする会社)だと、この土台がグラグラになってしまうのです。